自己破産に至るまで

おそらく自己破産する事になります。債務整理を考えてる人の参考になればと思ってます。

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借金滞納から差し押さえまで (2)

 


給料の差し押さえで避けて通れないのが会社バレです。


当然ですが、債権者から会社に通知が行くので必ずバレます。


給料差し押さえの場合、会社は第三債務者と呼ばれるそうで、俺の給料の25%を債権者に支払います。


債権者が1社で1回の差し押さえで完済出来るならそんなに気にしないけど、俺の場合は債権者が複数社で、残債が多いので定年まで差し押さえが続きます。

 

 

借金を理由にクビにはならない


複数の債権者から給料差し押さえの措置を取られることが濃厚なので、「債権者平等の法則」に基づき第三債務者は給料の25%を平等に分配する必要があります。


これは会社が分配するんじゃなくて、複数の債権者から差し押さえ通知が届いたら、会社は法務局に連絡し給料の25%を法務局と供託した後に裁判所が毎月配当手続きをとるみたいです。


第三債務者である会社は供託をすることで債権者からの請求を免れることが可能だそうです。


供託とは、供託所に金銭を預けて弁済をした効力を受けることができる制度です。


この場合、債権者は供託された金銭から返済を受けることになります


詳しくは調べてませんが、会社はめんどくさい手続きをとらないといけないみたいです。


給料差し押さえを理由に会社をクビにされる事は不当解雇になります。


クビになる事は無いにしろ、事情説明や注意等はされると思います。


会社での周囲の目線や立ち位置の変化に耐えながら定年まで働かなくてはいけません。


覚悟はしてますが、メンタルが持つかどうか不安ではあります。

 

差し押さえ中でも自己破産を含む債務整理は可能らしいので、会社から何か言われたら債務整理する事になるかも知れません。

 

流れに身を任せつつ、その都度に対応出来るように調べときたいと思います。

 

毎日調べてると借金博士になれそうな気がしてきました。

 

人生最大のピンチではありますが、この経験を生かせればプラスになるんじゃないかと思ってます。

 

多重債務者相談室でも開設しようかな?

 

このプラス思考がいつまで保てる事やら・・・

 

 

借金滞納から差し押さえまで (1)

 


大口債権者の支払いを飛んで1週間が経ちました。


着信が日に3,4回くらいありますが無視しています。


住宅ローンの残債で、利息含め約810万円くらいです。


以前に会って話した事がありますが、関西弁で派手めのスーツを着崩した輩風の人でした。


折り返しの電話をしても話しにならないと思ってるので、督促状等が届くのを待って対応したいと思ってます。

 


借金滞納から差し押さえまでの流れ


借金を滞納して放置すると差し押さえ等の措置を取られます。


おおまかな流れとしては、


・債権者から督促状が届く。


・債権者から催告書が届く。


・債権者に借金の一括請求を求められる。


・裁判所から支払督促もしくは訴状が届く。


・裁判所から差押通知が届く。

 

と書いてありました。


差し押さえされるまでの期間は2ヶ月~3ヶ月くらいだそうです。


差し押さえは覚悟してますが、なるべくなら夏のボーナスまでは待って欲しいと思ってます。


夏のボーナスで、友人知人から借りた分の返済と小口で摘んでる借金を返済したいので。


債権者からの訴状に異議申し立てをすれば多少は引き伸ばす事が出来そうなので試してみたいと思ってます。

 


定年まで差し押さえが続く


給料の差し押さえ上限は4分の1です。


このまま、全ての金融業者を滞納すると複数の金融業者から差し押さえられる事になります。


約1300万円くらいなので、ざっくり計算しても定年まで差し押さえが続く事になります。


また、差し押さえの場合は利息も付くみたいなので1300万円以上の返済になりますね。


そう考えると働くモチベーションを維持出来るか不安です。


モチベーションどころか、本当に生活していけるのかってのもあります。


生活費等を計算すると数万円は残る計算だけど、何かあった時に対応出来るのかなと・・・


一応、差し押さえされながらボーナス等で繰り上げ返済みたいな感じが出来れば良いなと思ってますが、給与・賞与が33万円を超える場合は、4分の1か33万円を超えた分の多い金額が差し押さえられます。


俺の場合、給料は4分の1の差し押さえで、ボーナスは33万円を超えた分が差し押さえられます。


って事は、ボーナスも33万円固定になるので、33万円を月々の生活費の不足分の補填と返済に使えます。


計算通りに行けば上手く行くはずだけど、計算通りに上手く行かなかったから現在がある訳で・・・


悩ましいとこです。


とりあえずは、差し押さえられる分を少しでも補填出来るように副業をしようと思ってます。


泥水すすってでも生きてやる( ー̀дー́)و

自己破産も出来ない人

Xに、借金・自己破産・債務整理等のハッシュタグを使って投稿を始めたら、TLが借金してる人達のポストで埋め尽くされつつあります。


SNSなので本当なのかネタなのか分かりませんが、借金垢の多さにビックリします。


現在進行形で債務整理している人達のポストも多いので、借金で悩んでる人や債務整理を検討中の人には参考になると思います。


俺の場合、


『訴訟されて差し押さえになっても仕方ない』


というスタンスなので、同じような考えの人を見た事がありません。


参考にはなっていませんが、債務整理するのは簡単じゃないんだなって思いながら他の人のポストを読んでます。


表面上は開き直ってますが、実際のところ不安しかありません。


俺が自己破産をやめようと思った1番の理由は、話しが通じる弁護士と出会えなかった事です。


弁護士の話しによると債務整理の相談は後を絶たないようなので、「俺みたいなめんどくさい案件は他所に回したいのかな?」って印象を受けました。


「めんどくさい案件」と思った理由は、


『基本的に街金は債務整理に応じない』


『債権回収業者の持ってる債権の金額が大きすぎる』


これを何回か言われたからです。


弁護士に相談する前に、債務整理について調べてから行きました。


ほとんどの街金が債務整理に応じないってのは知ってました。


それなら他に方法は無いのか聞きたくて弁護士に相談してる訳です。


聞く耳を持たないなら、電話相談の段階で断って欲しいですね。


これから債務整理を考えてる人は、早めに複数の弁護士事務所で相談し、自分に合いそうな弁護士を探す事をおすすめします。

 

 

自己破産が減ってる理由は・・・


俺も自己破産を考えてたんで、債務整理についていろんなサイトを読みました。


とあるサイトによると、自己破産件数は減少傾向にあるようです。

 

2022年(令和4年)  64,832件
2021年(令和3年)  68,240件
2020年(令和2年)  71,678件
2019年(令和元年) 73,095件
2018年(平成30年) 73,084件
2017年(平成29年) 68,791件
2016年(平成28年) 64,637件
2015年(平成27年) 63,805件
2014年(平成26年) 65,189件
2013年(平成25年) 72,049件
2012年(平成24年) 82,667件
2011年(平成23年)100,509件
2010年(平成22年)120,930件
2009年(平成21年)126,265件
2008年(平成20年)129,508件
2007年(平成19年)148,159件
2006年(平成18年)165,932件
2005年(平成17年)184,422件
2004年(平成16年)211,402件
2003年(平成15年)242,357件
2002年(平成14年)214,638件
2001年(平成13年)160,457件
2000年(平成12年)139,280件

 

自己破産件数が減少傾向にある理由として、


『利息制限法』


『総量規制』


の2つが考えられるとの事でした。

 


利息制限法


利息制限法とは、貸金業者が消費者に対して請求できる金利を規制する法律です。


この法律は、高金利や過剰な貸し付けによる消費者の保護を目的としています。


具体的には、貸金業者が法律で定められた上限金利を超えて金利を設定することを禁止し、消費者を過度な借金から守ることを目指しています。


利息制限法によりグレーゾーンと呼ばれる範囲が無くなり、適正金利でしか貸付けが出来なくなったようです。

 


総量規制


総量規制は、貸金業者が消費者に貸し付ける総額を法律で制限することを指します。


具体的には、消費者の収入や借入状況に応じて、貸し付け可能な総額を定めることで、消費者が過度な借金をしないようにするための規制です。


総量規制は、消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者が、消費者に適切な貸し付けを行うよう促すために導入されています。


現在の総量規制では年収の3分の1以上の貸付けをしてはいけない事になっています。

 

 

本当の理由は闇金の蔓延なんじゃないかと・・・


複数の人から借金の悩みについてDMをもらいましたが、俺より酷いかもなって思う人もいました。


内容を簡単に書くと、


『オンラインカジノ等のギャンブルで借金をして、闇金から借りてる為に債務整理する事が出来ない』


との事でした。


最後には「応援しています」と締め括られていました。


自業自得とはいえ、自分が酷い状況なのにDMで応援してくれるなんて・・・


この人も乗り越えられると良いなって思ってます。

 


弁護士と話してて思ったのが、借金が多い人の事を理解しようとする弁護士って少ないんじゃないかなって事です。


二言目には法的にはなので。


法の対象外から借入れしてる人の多さを知らないのか、知らないふりなのか分かりません。


勿論、そこまで借金を膨らませた方が悪いんですが・・・


SNS上で借金を返済しない人が晒されているのを見かけます。


返済しない人が悪いんですが、個人情報を晒されるリスクを考えると債務整理に踏み切れない人も多いんじゃないかと思います。


借金についてポストすると闇金と思われる垢からDMが届きます。


闇金と分かっていても、現状を乗り越える為に闇金しか金を作る手段が無ければ利用するでしょう。


金融業者みたいな審査も無いし、借りる時は返済出来ると思っていると思うので。


自己破産件数が減ってる本当の理由は、そういった闇金から借入れしてる人が増えてるからじゃないのかな?って思いました。

 


弁護士に相談したとしても、


『闇金には返済しないでも大丈夫です』


で済まされるだろうから。


自己破産件数が減ってるんじゃなくて、自己破産も出来ない人が増えてんじゃないのかな?


と思った日曜日の朝でした。

自己破産に至りませんでした。

 


今日も仕事が終わってから別の弁護士事務所へ電話しました。


結論から書きますね。


自己破産や個人再生等の債務整理を検討してる人の参考になればと思って書き始めたブログですが、債務整理に関しては最終回になります。


債務整理せずに残債を全て返済する事にしました。


と言っても、今月は給料が少なかったので滞納してる業者もあります。


住宅ローンの残債と瓦礫処理費用の債権を持ってる業者からは訴訟されると思います。

 


これからは、


・訴訟されてから強制執行されるまで。


・強制執行(差し押さえ)後の生活等。


を書く予定ですが、債権者の出方次第なのでどうなるか分かりません。

 

嫁にも説明しました。

 


『やまちゃんらしくて良いんじゃない?』

 


と納得してもらったんで、とりあえず良しとします。


これからの生活に多少の不安はありますが・・・


ブログタイトルは変更しません。


もう破産してるようなもんなので。


あぁ~スッキリした!

 

自己破産に至るまで (2)

 


仕事中も借金の事で頭がいっぱいでした。

 


『どうすればいいんだろう・・・』

 


『どうするべきなんだろう・・・』

 


このまま何もしないと、債権者達から訴訟される事になります。

 

 

 

債権者から訴訟された場合

 


借金を滞納した場合に裁判所から届く通知には、支払督促に関するものと訴訟に関するものとの2種類が存在するようです。

 

 

 

支払督促


「支払督促」とは、債権者からの申し立てに基づいて、簡易裁判所の書記官が債務者に対して、金銭などの支払いを命じる手続きです。


債権者から支払督促の申し立てがあった場合に、簡易裁判所から送られてくるのは以下の2種類のようです。


・支払督促申立書

・支払督促異議申立書の書式


支払督促は、通常の裁判とは異なり、裁判所の法廷での審理は行われず、簡単な書類審査のみで支払いが命じられます。

 

 

 

訴状


債権者が裁判所に対して貸金返還請求訴訟を提起した場合には、裁判所から以下のような通知が送られてくるようです。


・訴状

・口頭弁論期日呼出状

・答弁書の書式


債権者から訴えを提起された場合には、支払督促とは異なり、裁判所での審理が行われるので、債務者は裁判の被告として裁判所に出頭しなければなりません。


請求額が140万円を超える場合には地方裁判所が管轄し、140万円以下の場合には簡易裁判所が管轄します。


また、60万円以下の金銭の支払いを求める場合には、簡易裁判所の少額訴訟が利用されるようです。

裁判所から通知が届いた場合には、届いた通知が「支払督促申立書」と「訴状」のどちらであるかによって、取るべき対応が変わるそうです。

 

 

給料差し押さえ

 

債権者から一括請求されたとしても、当然ですが払える訳がありません。

 


その場合、預貯金や給料が差し押さえされます。


給料の差し押さえって幾らなんだろう?と思って調べてみました。


すると、手取り金額の4分の1が上限とあります。


えっ、手取り金額の4分の1なの?


ボーナスも差し押さえの対象だけど上限金額は確認してません。

 

 

いやいやいや・・・


俺は、返済したくないとか減額してくれとか言ってる訳じゃないんですよね。


借金は返済するから頭金だけ何とかしてくれって言ってるんです。


給料差し押さえなら、頭金無しの分割払いみたいなもんだよな・・・って思ったので弁護士に聞いてみようと思います。

 

なんなら、今の支払い金額は給料の半分以上ですからね。

 

差し押さえられた方が無理なく返済する事が出来ます。

 

いろいろ調べてるけど、全債務をしっかり返済しようと思えばいろんな方法がありそうな気がします。

 

そりゃ、債権者も減額や破産されるよりは回収出来た方が良いに決まってますからね。

 

今月分の支払いを滞納する事になるんで、信用されてないってのがマイナス要因ではありますが・・・

 

 

 

 

 

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