【実体験】ゲリラ豪雨で家を失った僕が教える本当に必要な防災対策
もし今日の大雨で、あなたの家が住めなくなったらどうしますか?
「そんなこと、自分には起こらない」
実は僕も、そう思っていました。
しかし2022年の集中豪雨で、僕は大切なマイホームを失いました。
残ったのは住宅ローンだけです。
修復費用は500万円を超え、火災保険・水災保険は1円も支払われず、家族との思い出が詰まった家を手放すしかありませんでした。
最近は「線状降水帯」「1時間100ミリを超える豪雨」というニュースを毎年のように耳にします。
ゲリラ豪雨は、もう特別な災害ではありません。
誰にでも起こり得る現実です。
この記事では、家を失った僕だからこそ伝えられる本当に役立つゲリラ豪雨対策をお伝えします。
僕と同じ後悔を、あなたには絶対にしてほしくありません。
ぜひ最後まで読んで、大切な家族と財産を守るための備えを今日から始めてください。
この記事で分かること
- ゲリラ豪雨の本当の恐怖と近年増えている理由
- 家を失った僕が痛感した本当に必要な防災対策
- 火災保険の「水災補償」で見落としがちなポイント
- ハザードマップの正しい見方
- 命を守るために今すぐできる行動
ゲリラ豪雨対策が必要な理由|近年被害が急増している原因
ゲリラ豪雨と昔の夕立はまったく別物
「最近、夕立が激しくなっただけじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、それは大きな誤解です。
ご存知の方も多いと思いますが、現在のゲリラ豪雨(局地的な集中豪雨)は、昔の夕立とは規模も危険性もまったく異なります。
短時間で狭い地域に猛烈な雨が降り、わずか数十分で道路が川のようになってしまうケースも珍しくありません。
近年では、1時間に100ミリを超える記録的な豪雨も全国各地で発生しています。
車が動けなくなり、地下街が浸水し、住宅地まで冠水する――そんな映像をニュースで見たことがある方も多いでしょう。
さらに、地球温暖化の影響によって海水温が上昇し、大気中の水蒸気量が増えたことで、線状降水帯や集中豪雨の発生リスクも高まっています。
つまり、「昔は大丈夫だった」という経験は、もう通用しない時代になったのです。
都市型水害はどこでも起こる
「家の近くに大きな川がないから安心。」
そう考えている人は少なくありません。
しかし、実際には川がなくても浸水するケースが増えています。
その原因が都市型水害(内水氾濫)です。
都市部はアスファルトやコンクリートで覆われているため、大雨が降っても雨水が地面へ浸透しません。
排水能力を超えた雨水がマンホールや側溝からあふれ、道路全体が川のようになります。
駅前や住宅街でも、数十分で車が水没するほどの浸水被害が起こることがあります。
つまり、川の近くに住んでいなくても安心はできません。
今やゲリラ豪雨対策は、すべての家庭に必要な備えと言えるでしょう。
【実録】2022年、僕はゲリラ豪雨でマイホームを失いました
始まりは「少し強い雨」でした
2022年8月。
その日も、最初は「今日は雨が強いな」くらいにしか思っていませんでした。
まさか数時間後、自分の人生が大きく変わるとは夢にも思っていなかったのです。
我が家は周囲より少し高い場所に建っていました。
そのため、「床上浸水はないだろう」と完全に安心していました。
しかし、その考えは甘かったのです。
家の横の用水路が崩壊した
雨は想像を超える勢いで降り続きました。
すると家の横を流れる用水路が一気に増水。
猛烈な水圧によってブロック塀が崩れ、その影響で裏庭の地盤まで崩落してしまいました。
家の中に水が入ってきたわけではありません。
それでも、家そのものが危険な状態になってしまったのです。
自然災害は、床上浸水だけが被害ではありません。
地盤の崩落や擁壁の倒壊など、想像もしていなかった形で住宅を失うことがあります。
あの日、僕は初めてその恐ろしさを知りました。
「まさか自分が…」という後悔
崩れた裏庭を目の前にしたときは、「えっ?何があったの?」と思いました。


そして、
「崩れているけど、そんなに範囲が広くないから大丈夫かな?」
と思っていた程度です。
「市が管理する用水路だから、市が直してくれるはず。」
そう思い、市へ相談しました。
しかし返ってきた答えは、想像とはまったく違うものでした。
「市に法的責任はありません。修復はご自身でお願いします。」
その言葉を聞いた瞬間、現実を受け入れるしかありませんでした。
さらに、工事業者から提示された見積書を見て言葉を失います。
範囲は広くないと思っていたけど、工事業者の方から「瓦礫のような物が裏庭の奥まで入ってるから、裏庭全体的に掘り起こして工事しないとだね」と説明を受けました。
用水路へ落ちた瓦礫の撤去。
二次災害を防ぐ為の土留め工事。
崩壊した地盤の復旧工事。
総額は500万円を超えていました。
普通の会社員だった僕に、その金額を用意することは到底できませんでした。
▶ 次回は、「火災保険が使えなかった理由」と「住宅ローンだけが残った現実」、そして家を失った僕が本当に伝えたいゲリラ豪雨対策4選を詳しくお話しします。